免疫力は強化できる!
免疫力は強化できる!
出口がまだ見えない新型感染症の流行の中、「免疫力」について関心を深めた方は多いのではないでしょうか。
感染する人、しない人。無症状の人と重症化する人。そこにどんな差があるのかといえば「免疫力」の差があります。
免疫とは「疫病(えきびょう)から免れる(まぬがれる)」つまり伝染病などの異物に打ち勝つためのシステムです。
私たちの身の回りには、風邪やインフルエンザ、肺炎などを引き起こす細菌やウイルスがあふれており、常に体内にも侵入しています。
また、体内では腫瘍細胞が毎日5000個前後発生しています。
それでも病気を発症しないのは、白血球と呼ばれる免疫細胞が自己の細胞ではない異物を常に排除し続けていてくれるおかげなのです。
からだを守る
免疫細胞(白血球)の
主役たち
①樹状細胞
体内に入った異物を識別し、仲間の白血球たちに命令を出す「免疫の司令塔」。
②キラーT細胞
樹状細胞の命令を受け、病原体に感染してしまった細胞や腫瘍細胞を殺し、増殖を防ぐ。
③マクロファージ
体内に異物が入ると、最初に現場に駆けつけて、何でも飲み込んで消化する。
3つの白血球のなかでも、特に重要な働きをしているのが①の樹状細胞です。
樹状細胞は、病原体や感染した細胞を見つけると、特徴をほかの白血球たちに教えます。
すると、その病原体だけに対応する専門かつ強力な白血球部隊が組織され、病原体を撃退します。
ちなみに、③のマクロファージはいろいろな異物に対応する分、1つ1つの病原体への攻撃力は強くありません。
さらに樹状細胞は、病原体と戦う白血球を活性化させる、戦い終えた白血球を沈静化して過剰な免疫反応が起こらないようにするなど、全身の免疫をコントロールする機能も持っていることがわかっています。
免疫力の強さは、白血球の活性(元気の良さ)で決まります。
白血球にダメージを与えてしまう主な原因は、「ストレス」「偏った食生活」「睡眠不足」と「加齢」です。
年齢による免疫力の低下
免疫力は、18~20歳をピークに、自然と低下していきます。
免疫システムも年齢を重ねるとともに衰え、白血球の働きが悪くなるためです。
30歳を超えると下がり方も顕著になるので、日頃から免疫力を意識して、維持する対策を取り入れたいものです。
成人の白血球数の基準値は3,100~8,400/μLで、3,000/μL以下または10,000/μL以上は要医療(医療機関での受診が必要)となります。
白血球は、身体に侵入してきたウイルスや細菌と戦う免疫細胞です。
身体に病原体が入り込むと、それに立ち向かうために白血球の数は増えます。
戦いに負けた場合は一時的に白血球の数が減ります。
白血球の数は、身体に病原体が入ることで増えるので、多ければいいというものではありません。
また、数が揃っていても、元気に戦えなければ身体を守れません。
白血球が少ないとどうなる?
白血球の数は個人差が大きいので、正常値の範囲内でしたら、少なめだったとしても気にする必要はありません。
白血球数が3,000/μL以下と少ない状態が続く場合は、免疫細胞が極端に少なくなるので、健康な人には害がないような弱い細菌やウイルスにも感染してしまうようになります。
白血球を増やす食べ物はある?
残念ながら、白血球を増やす食べ物はありません。
これだけを食べていれば白血球が増えるという食材や調理法はないので、バランスよく栄養素を摂ることを心掛けるようにしましょう。
参考:京都大学医学部付属病院乳腺外科教室
白血球は数より活性
(元気の良さ)が大事
病気などがない限り、白血球の数そのものは、20代でも50代でもさほど変わりません。
白血球の数は体の状態を知るうえでの基準であり、数=免疫力の高さというわけではありません。
免疫力が高いとは、免疫細胞と呼ばれるさまざまな種類の白血球たちが、元気よく役割を果たしている状態のことなのです。
しかし、年齢を重ねると1つ1つの白血球が老化して働きが悪くなるので、感染症の発症、腫瘍細胞の増殖などが起きてしまうのです。
免疫力を高めるためには、白血球の数というよりも、いかに活性化(元気良く働けるようにする)させるかがポイントになります。
参考:血栓止血誌 2015;26(3):297-301
白血球はさまざまな種類があり、それぞれ違った役割を持っています。
免疫力のカギ[1]
樹状細胞
樹状細胞は血液に乗って運ばれており、体内のあらゆるところに存在しています。
ウイルスなどの病原体が体内に侵入すると、食べて味見。敵(異物)か味方(自己)を判断します。
敵だと判断した樹状細胞はリンパ節に移動。 リンパ節に住んでいる、最強の免疫細胞と呼ばれるキラーT細胞を活性化し、出動命令を出します。
免疫力のカギ[2]
マクロファージ
マクロファージは、体内のいたるところに存在し、異物を見つけたら食べて消化してしまいます。
病原体と最初に出会うので、樹状細胞に病原体の侵入を知らせる役目も持ちます。
樹状細胞の免疫部隊は強力ですが、病原体を見つけてから出動するまでに時間がかかるので、その間はマクロファージが病原体と戦って増殖を防いでいます。
強力な免疫部隊を動かす司令官の樹状細胞。
パトロール部隊として体内を守っているマクロファージ。
この2つの細胞が、体を守る免疫力のカギです。
樹状細胞とマクロファージに元気がないと、
体内が大変なことに!
体内で病原体が
大増殖
ワクチンも、樹状細胞がワクチンの中身を「敵」と認識できなければ、抗体が作られず、意味がなくなってしまいます。
樹状細胞とマクロファージは、数ある免疫細胞の中でも、最前線で病原体と対峙しています。
この2つの細胞の働きに問題が出ると、免疫機能全体が動かなくなってしまうのです。
2020年の学会発表で「ユーグレナ」という藻類に免疫力を強化する作用があることがわかり、話題になりました。
中でも、免疫力のカギを握る「樹状細胞」の活性化が確認されたのが画期的な発見です。
免疫力強化試験に使われたのは
石垣島ユーグレナ
発表された論文によると、樹状細胞を活性化させるという研究結果において、試験に使用されたユーグレナは、「石垣島ユーグレナ」であることがわかりました。
ユーグレナにはさまざまな種類があり、それぞれ環境適応能力が高かったり、サイズが小さかったり、赤色だったりと違いがあります。
石垣島ユーグレナを使用して行われた試験では、試験をした結果、活性化した樹状細胞が増えることが確認されています。
石垣島ユーグレナを使用した
試験で樹状細胞が活性化
Nutrients 2020, 12(8), 2293
Kosuke Yasuda , Ayaka Nakashima ,Ako Murata , Kengo Suzuki , Takahiro Adachi ,
1 株式会社 ユーグレナ(〒108-0014 東京都千代田区)
2 東京医科歯科大学 難治疾患研究所 免疫疾患分野(〒113-0034 東京都文京区)
石垣島ユーグレナは、健康効果が高い特別なユーグレナです。
免疫力が高まる!
白血球(免疫細胞)が大活躍!
「石垣島ユーグレナ」は、世界で初めて屋外で大量培養されたユーグレナ。今日も清浄な環境のもと、石垣島の太陽をいっぱい浴びて育っています。
ユーグレナの培養が行われている石垣島
また、石垣島ユーグレナを使用した研究結果では、免疫力を高めるカギとなる樹状細胞の活性化に加えて、免疫力を低下させる原因であるストレスや睡眠不足にも効果が得られることがわかりました。
石垣島ユーグレナで
ストレスに強くなる
石垣島ユーグレナの粉末を継続的に12週間飲んだところ、ストレス負荷時のイライラ感や緊張感を抑えることができました。
摂取12週間後の作業負荷前後の
イライラ感の変化量
摂取12週間後の作業負荷前後の
緊張感の変化量
Nutrients 2020, 12(11), 3243.
Ayaka Nakashima1, Kosuke Yasuda1, Ako Murata1, Kengo Suzuki1, Naoki Miura2,
1 株式会社 ユーグレナ(〒108-0014 東京都千代田区)
2 医療法人花音会 みうらクリニック(〒113-0034 東京都文京区)
医師が考える免疫力低下の最大の要因は「ストレス」。石垣島ユーグレナは、ストレス対策にも役立ちます。
石垣島ユーグレナで
睡眠の質が改善する
石垣島ユーグレナの粉末を継続的に12週間飲んだところ、睡眠への満足度が向上しました。
睡眠への満足度の変化量
Nutrients 2020, 12(11), 3243.
Ayaka Nakashima1, Kosuke Yasuda1, Ako Murata1, Kengo Suzuki1, Naoki Miura2,
1 株式会社 ユーグレナ(〒108-0014 東京都千代田区)
2 医療法人花音会 みうらクリニック(〒113-0034 東京都文京区)
睡眠の質が低い、もしくは睡眠時間が短いと、ウイルスや細菌に感染しやすくなる。ことがわかっています。
石垣島ユーグレナは、睡眠の質も改善します。
「石垣島ユーグレナ」の効能
石垣島ユーグレナで
病気知らずの毎日へ